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エルはこんな感じで
突然サークルの扉に
ぶつかるようになりました。
はじめて見たときは
さすがにビックリ。
慣れるまでは、
至る所に思いっきり
顔から突っ込んだり、
むぎとのじゃれあいで
すぐ目が傷つくので
点眼治療の日々です。
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病院で話を聞いているときは
気が張っていて、
とにかくしっかり話を聞いてこないと
と思っていましたが、
病院を出ると緊張の糸が切れて
帰りながら涙がこぼれました…
視力が残っているとき、
最後に見たものは何だったんだろう?
もっと早く気付けたかもしれない。
もう本当に何も見えなくなってしまったんだろうか…
私とアイコンタクトが取れたのは、
いつが最後だったんだろう。
今は暗闇の中で生活しているのかな…
エルの気持ちを思うと、
胸が締め付けられて苦しく
なってしまいました。
これからずっと何も見えないなんて…
急に見えなくなって怖かっただろうと思います。
なかなか私に気づいてもらえず、
苦しかったはず。
突然のことに、受け入れられませんでしたし、
エルもそうだったことと思います。
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